ヒット映画 3
『ゴジラ×メカゴジラ』
映画の企画は飲み屋で大勢が決するもので、『戦国自衛隊』の企画を初めて持ちかけられたのが飲み屋なら、わたしが手塚監督と出会ったのも飲み屋だった。
円谷プロの忘年会の二次会という、またしても怪獣がらみな上にわたしがそこにいる理由が皆目つかめないという状況下、『~東京SOS』が公開されたばかりの手塚監督と同席する機会に恵まれたのも、なにかの縁ではあったのでしょう。
その時はよもや一緒に仕事をすることになるとは思いもよらず、終始バカ話に徹していたのだったが、候補者の中に手塚監督の名前を見つけた際、ビールをぱかぱか空けていた気持ちいい飲みっぷりが脳裏をよぎったのは紛れもない事実だ。
だからお願いしました・・・という話ではもちろんなく、手塚監督に『戦国自衛隊1549』を託した最大の理由は、本作にも見られる自衛隊の描き方にあります。