ヒット映画 1
『ゴジラ×メカゴジラ』映画はヒットしたが、みんながこうなるだろうと期待する展開をことごとく裏切り、無軌道な若者たちの青春群像劇というアリエナイ展開に突っ走っていった孤高の映画『戦国自衛隊』。
そのリメイクなり続編なりの原作を引き受けるに当たって、わたしが最初に考えたことはひとつ。
「前作はなかったことにしよう」という一点だった(スミマセン)。
いろんな意味でスゴすぎた前作の出来がどうこうというのではなく、前作から時間が経ちすぎており、『2』的な立ち位置では一般観客の引きが弱いという興行上の判断がひとつ。
当時といまでは自衛隊をめぐる日本の状況がまるで違うため、前作の能天気ぶりを前提にした物作りは難しいという創作上の理由がひとつ。
娯楽と割り切って突っ走るには、自衛隊という言葉が重くなりすぎているのです。
この問題は、陸上自衛隊の撮影協力の可否にも関わってくることだったので、慎重にならざるをえませんでした。
そこで、自衛隊の存在意義、ひいては現代日本の価値を問いかけるテーマを根底に設定。
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